メンズ脱毛の痛みが強いのはエステ脱毛?医療?

メンズ脱毛の痛みが強いのはエステ脱毛?医療?

脱毛をしたいという男性は、今、非常に増えています。
インターネットには脱毛に関しての情報も多数あり、「脱毛を受ける前に」と情報収集をされている方も多いかと思います。

インターネットで検索をしてみると、必ず痛みについての情報もついてきます。脱毛をするときにはどうしても避けては通れない部分でもあるのですが、その時の痛みに不安を感じて脱毛を諦めてしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、脱毛の施術にはつきものの「痛み」に関してお伝えしていきます。

女性と比べると、男性は痛みに弱い傾向があります。しかしながら、感じる痛みには個人差があるので、一概には言えないというのは事実です。
とはいえ、“ある程度の指針”としてお伝えすることは可能かと思いますので、自らも全身脱毛をした院長の経験に基づいてお伝えしていきたいと思います。

これから脱毛を始めようとしている方、興味があるけどやはり痛みが不安だという方、できるだけ痛みの少ない脱毛方法を選びたいという方は、ぜひ、この記事をご一読いただき、脱毛を受けるときの参考にしてくださいね。

痛みは脱毛を考える上で覚悟すべきこと

エステ、あるいはクリニックで脱毛を受ける場合、残念ながら痛みが全くない方法はありません。
エステの光脱毛、ニードル脱毛、そしてクリニックの医療レーザー脱毛は、それぞれ毛根や毛を成長させる細胞組織にダメージを与えたり破壊して、減毛・脱毛の効果を得るという方法です。

逆に言えば、効果を得るためには毛根や細胞にダメージを与える、あるいは破壊する必要があるので、痛みの程度に違いはありますが、痛みがゼロになることはないのです。

上記の他に、エステではブラジリアンワックスを使った施術を行っているところもあります。
ブラジリアンワックス脱毛は、毛根や細胞へ影響を与えることはありません。しかし、現在生えている毛をワックスに絡めて引き抜くという方法ですので、こちらも痛みが伴います。

施術中に感じる痛みは、脱毛部位によって違います。毛の量が多い部分や、皮膚が弱くデリケートな部分は痛みを強く感じやすい傾向があります。特に痛みを感じやすい部位として挙げられるのは、ヒゲやVIOです。ヒゲは毛の量が多い上に毛根が深いために特に痛みを感じやすいと言われています。

エステ脱毛の選択肢

エステで行われている脱毛は、ブラジリアンワックス脱毛、ニードル脱毛、光脱毛の3つです。これらに共通することは、麻酔を使うことができないということです。冷却するなどして感覚を鈍らせて痛みを軽減しながら行います。
以下では、それぞれの特徴や痛みについて詳しく解説していきます。

ブラジリアンワックス脱毛

近年、数を増やしているのがブラジリアンワックス脱毛です。自然由来の肌に優しい成分で作られた粘性の高いワックスを使うのが特徴で、粘膜部分の脱毛も可能なのが特徴です。

少し温めてワックスを柔らかくし、脱毛したい箇所に塗った後専用のシートを貼りつけ、一気に毛を引き抜くという方法です。

現在生えている毛を物理的に抜いていくので即効性は高く、すぐに毛を無くすことができます。皮膚表面から生えている毛のみに効果があり、毛根や毛を成長させる細胞組織へは影響しませんので、時間が経つとまた毛が生えてきます。効果が持続するのは約2~3週間で、定期的に処理を続けていく必要があります。

ニードル脱毛

ニードル脱毛は、もっとも歴史の古い脱毛方法で、一本一本の毛に対して処理を行っていくため効果は高いですが、その分時間と費用がかさんでしまうという難点があります。現在は、ニードル脱毛をメインに行っているエステやクリニックは少なく、次にご紹介する光脱毛や医療レーザー脱毛が主流となっています。

この方法は、毛穴一つ一つに針を差し入れ、そこに微量な電気を通すことで毛根や細胞組織に直接ダメージを与え、効果を得る仕組みです。一つの毛穴に対して瞬間的に電気を流し、この間に痛みや熱さがともないます。

光脱毛

光脱毛は、エステで行われている脱毛でもっとも主流な方法です。
脱毛したい部分に光を照射し、毛根や毛を成長させる細胞組織にダメージを与えることで、毛が生えてくるスピードを遅らせ、毛を細く薄くすることができるという仕組みです。

1回の施術では十分な効果は得られず、続けて施術を受け続ける必要があります。また、施術を受けなくなると、ダメージを受けていた組織が回復して毛が生えてくるようになるので、効果を持続させるためには定期的に施術を受け続けなければいけません。
したがって、「脱毛」とは言っていますが、厳密にいえば「減毛・抑毛」の効果となります。

医療脱毛(レーザー脱毛)とは

これまでご紹介してきた方法は、減毛・抑毛の効果のみしか得られません。そのため、定期的なケアが必要であったり、施術を受け続ける必要があるなど、脱毛に終わりがないというデメリットがあります。

一方、クリニックで受ける脱毛では、唯一、永久脱毛が可能です。
アメリカの2つの機関では、永久脱毛を次のように定義しています。

・最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下の状態(電気脱毛協会)
・3回照射後、6ヶ月経過した時点で67%(2/3)以上の毛が減っている状態(FDA)

つまり、永久脱毛をしたとしても、長い期間を経るとまた毛が生えてくる可能性もゼロではありません。とはいえ、ほとんどの場合、施術終了後は追加で施術を受ける必要はなく、脱毛に終わりがあるのが特徴です。

この差には、「クリニックが医療機関であること」が大きく関わっています。

医療機関であるクリニックは、高出力のレーザーを用いた脱毛が可能です。細胞を破壊するのは医療行為にあたり、クリニック以外の機関ですると違法になります。細胞は破壊されれば再生することはありませんが、傷ついた程度であればいずれ回復することができます。そのため、エステでは施術を受けなくなるとまた毛が生えてきてしまうのです。

医療レーザーで扱われている代表的な脱毛器は、「メディオスターNeXTPRO」と「ジェントルレーズPRO」です。マンチェスタークリニックでも、この2種類の脱毛器を使い分けて施術を行っています。

以下には、それぞれの機器の特徴を詳しく解説します。

ジェントルレーズPROとは

アレキサンドライトレーザーというレーザーを照射する脱毛機です。
黒い色に反応してレーザーが照射される仕組みで、毛根や毛穴の奥の細胞を破壊することで脱毛効果を得る方法です。
いわゆる従来型の脱毛器に近いですが、レーザー照射の時に冷却ガスが噴出されるので、ジェルを塗る必要がありません。1ショットずつの照射で細かい部位に向いていますので、顔やVIOといった狭く起伏の多い部分に使っています。

施術後、比較的早い段階で毛が抜けるのを実感できるのが特徴です。通常、照射を行ってから3~4週間経つと毛がぽろぽろと抜け落ちていきます。
強い出力のレーザーで毛根や細胞組織を破壊するために痛みが強くなる傾向にあり、照射の時に「熱い!」と感じることもあります。

メディオスターNeXTPROとは

ダイオードレーザーというレーザーを照射する脱毛機です。
この機器は、従来型のようにメラニン色素に反応するのではなく、近赤外線の比較的出力の弱いレーザーを連続照射してじわじわと熱を蓄積させ、毛の再生の指令を出す役割の「バルジ領域」に刺激を与えるという仕組みです。

バルジ領域は毛根よりも浅い位置にあり、毛根を破壊することはありません。そのため、比較的痛みは少ないと言われています。また、ジェントルレーズPROに比べると照射温度もかなり低いので、熱さも少ないです。

肌の黒い方や色素沈着を起こしている部位にも使用でき、また、産毛などの薄い毛にも効果があります。広い部分の脱毛に向いており、腕や背中といった部分に使うことが多いです。

エステ脱毛での痛み

ブラジリアンワックス脱毛

物理的に毛を抜いていく方法ですので、ご想像の通り、抜く瞬間にかなり強い痛みがともないます。イメージとしては、ガムテープを皮膚に貼って一気に剥がすような感じです。昔悪ふざけをして経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

毛を引き抜く前後にきちんと冷却することである程度痛みを軽減することができます。また、範囲が広いと痛みも出やすいので、冷却しながら少しずつ進めていくことになります。

ニードル脱毛

一つ一つの毛穴に対して針を通し、電気を流すことで毛根や細胞組織に直接ダメージを与えて効果を得る方法だとお伝えしました。電気は、一つの毛穴に対して一瞬流すのが普通で、この間に強い痛みや熱さがともないます。

どちらかというと痛みが蓄積されていくようなイメージになりますので、耐えられずに途中で施術を諦めてしまう方もいらっしゃるようです。
広範囲の施術には向かず、他の脱毛方法を試して残ってしまった少量の毛や、狭い範囲の脱毛で利用されることが多いです。また脱毛方法の性質上白髪でも脱毛することが可能です。

光脱毛

黒い部分に反応して光が照射される仕組みで、痛みを感じるのは光を照射するときの一瞬です。輪ゴムをはじいたときのような痛みや少しの熱を感じます。エステの脱毛器は、法令で出力できる光の強さが決められているため、クリニックでの医療レーザー脱毛と比較すると痛みは少なくなります。

出力が同じ場合も、部位によって感じる痛みの程度は違います。毛が密集して濃い部分は光の反応が良くなりますので痛みが出やすい傾向があります。また、皮膚が弱くデリケートなVIOなどの部位も痛みが出やすくなります。

エステでは麻酔を使うことができませんので、照射前後に皮膚を冷却することで皮膚の感覚を鈍らせ、痛みを軽減するという方法が取られます。

医療脱毛での痛み

少ない施術回数でもきちんと確実な効果が得られるのが、医療脱毛の最大の特徴と言えます。
その反面、照射出力が高いために、照射のときの痛みはエステよりも強くなります。

しかし、安心してください。

クリニックは医療機関であるために、麻酔を使用することができます。
多くの部位では、麻酔を使わなくても我慢できるほどの痛みですが、デリケートな部分や毛の多い部分の脱毛をするときや、痛みにめっぽう弱い方は麻酔を使うことで痛みを軽減することが可能です。

麻酔が使用できるのはクリニックのみで、エステでは使うことができません。その為、麻酔を適切に使用することにより場合によってはエステよりも痛みを少なく施術を受けることも可能です。

唯一麻酔が使えるのが医療脱毛

改めてになりますが、麻酔を使うことができる脱毛は、唯一、医療脱毛のみになります。クリニックは医療機関であるために麻酔の使用が可能で、医療脱毛以外の方法では麻酔によって痛みを軽減することはできません。

麻酔にはさまざまな種類がありますが、マンチェスタークリニックでは以下の2種類の麻酔をご用意しています。痛みが不安な方や、少し施術をしてみてやはり耐えられなかったという方は、遠慮せずに医師に相談して麻酔を使用してください。

以下では、当院がご用意している2種類の麻酔の特徴をご紹介します。

麻酔クリーム

直接肌に塗るタイプの麻酔で、塗ってから30分ほど経つと効果があらわれはじめ、皮膚の感覚が鈍くして痛みを軽減します。皮膚の比較的浅いところまでしか作用しませんので、どちらかというと効果は弱めです。当院では、ヒゲの脱毛の時によく使われています。
ただし効果が弱めですので次にご紹介する笑気麻酔と併用して使っているところも多いです。

皮膚の弱い方、アレルギー体質の方などは、まれに赤みやかぶれといった症状が出る場合もありますので注意が必要です。

笑気麻酔

笑気麻酔は、亜酸化窒素というガスを鼻から吸入するタイプの麻酔です。多くのクリニックでメインに使われている麻酔の方法で、どの部分の施術にも使用することができます。

感覚を麻痺させるというよりは、お酒を飲んだ時のような感覚になり、リラックス効果を高めることで痛みを軽減するという方法です。濃度の調整が可能ですので安全性が高く、副作用もほとんどありません。

麻酔をしてから5分ほどで効果が出始め、吸引している間のみ作用する麻酔になります。

医療脱毛とエステ脱毛、痛みが強いのは?

医療脱毛とエステ脱毛での、施術中の痛みについてご紹介しました。
現在、それぞれで主流となっている医療脱毛、光脱毛を比較すると、照射出力の違いから医療脱毛の方が痛みが強くなります。

しかし、クリニックは医療機関であるために麻酔を使って痛みを軽減することが可能です。
麻酔を使うことができるのはクリニックのみで、エステで行う光脱毛、ブラジリアンワックス脱毛、ニードル脱毛はすべて麻酔の使用ができません。
ニードル脱毛は、効果は大きいものの特に痛みが強く出やすく、途中で施術を諦めてしまう方もいるほどと言います。そのほかの方法でも、冷却しながら脱毛を進めるとは言え、それだけでは限界があります。

したがって、場合によっては、クリニックで麻酔を使用しながら施術を行うほうが、結果的には痛みが軽減できる可能性が高いと言えるでしょう。
脱毛は1回の施術で終わらせることはできませんので、続けて受けることを考えると上手に麻酔を利用して心身のストレスなく施術を進めることをおすすめします。

当院では、2種類の麻酔をご用意しており、患者様に合わせて調整して使用します。医療脱毛を受けたいけれど痛みが心配だという方は、ぜひお気軽にご相談ください。